細田守監督が描く親子の絆に感動！『バケモノの子』あらすじ、感想。

細田守監督の最新作で、人間界とバケモノ界を舞台に孤独な少年とバケモノの交流を描いた『バケモノの子』を見てきました。

アニメの進化に驚き、ストーリーに引き込まれ、熊徹と九太の絆に感動しました！

❒スコア

★★★★☆（４．０）

❒あらすじ

人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し、生きるべき世界を模索するように。そんな中、両世界を巻き込む事件が起こり……。シネマトゥデイ

❒おすすめポイント

１．熊徹と九太の成長と絆に感動間違いなし！

２．声優陣が上手くて違和感ゼロで楽しめる！

３．Mr.Childrenの主題歌もいいよ！

❒感想

この物語は、母親を幼くして亡くし、孤独に苦しむ少年が、ある日渋谷で出会ったバケモノの熊徹に付いていき、バケモノの世界に迷い込むことでストーリーが展開していきます。

１人で生きていくと決めた少年は、「強くなりたい」という思いから、腕っぷしだけが自慢の熊徹の弟子になり、九太という名前を付けられます。

人間界で孤独な九太と、バケモノ界で孤独な熊徹。

はじめは、すぐに言い争い、喧嘩ばかりで、ろくに修行も出来ず、師弟関係とは程遠い関係性だった２人。

しかしながら、九太は熊徹の「動きを真似る」ことで少しずつ熊徹の動きを読めるようになり、確実に強くなっていきます。一方の、熊徹も九太という弟子ができたことで、大きく成長していきます。

この２人の成長がこの映画の最大の見どころだと思います。

互いが互いを成長させ、いつの間にか単なる師弟関係から、本物の親子のような絆が生まれていく過程が、本当に感動的でした。

❒予告編

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