Haruの雑記ブログ

映像翻訳者のHaruです。大好きな映画やサッカーのこと、時事ネタ、文化考察まで。関心分野を備忘録的に。

ピクサー最新作インサイド・ヘッドあらすじ、感想。 カナシミの向こう側にヨロコビがある。

ピクサー・アニメーション・スタジオ20周年記念作品『インサイド・ヘッド』を見てきました。

ピクサーが描く脳内メカニズムが楽しい、誰が見ても面白い映画です!

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❒スコア

★★★☆☆ (3.5)

 

❒あらすじ

田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。 シネマトゥデイより

 

❒おすすめポイント

1.人間の脳内メカニズムが奇想天外で面白い!

2.ライリーの外側と内側で起こるドラマに大人も子どもも楽しめる!

 

❒感想

字幕版で鑑賞しました。

この映画に関しては特段吹き替えでも字幕でも問題はないかと思います。

吹き替えのほうが子どもにはわかりやすいと思いますけどね。

 

ストーリーはもちろん完成度が高いのですが、私が一番楽しめたのは、ピクサーが描く人間の脳内メカニズムです。

大事な思い出によって作られる性格の島や、消えていく記憶や大事に残っていく記憶の仕組み、睡眠時に見る夢は脳内で様々なキャラによって演じられているなどなど、本当にこうなってたら面白いなと感じる場面が多々ありました。

 

また、幼少期は単独で作用していた感情たちが、ライリーの成長によって入り混じっていくというのも、凄く納得しました。

こうやって徐々に成長していくんだなと、単純にヨロコビやカナシミが作用するのではなく、それらが同居して、新たな感情が生まれていく。

ピクサーが描く新たな成長物語に感動しました。

面白かったです!

 

❒予告編



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