日本代表 メンバーの固定化が招いたアジアカップ敗退
今回のアジアカップ、準々決勝敗退ということで、非常に残念な結果に終わりました。
前回の記事でも心配な点であげましたが、敗因は、決定力不足と、メンバーの固定化と言っていいと思います。
スタッツを見ても、明らかな日本の決定力のなさ。。
90分間、もしくは120分間で勝ちきれなかったのが全てです。
日本 1-1 UAE
68.1% 支配率 31.9%
35本 シュート 3本
8本 枠内シュート 2本
18本 コーナー 0本
54 クロス本数 4
799 パス本数 396
注目すべきはシュート数に比べて余りにも枠内シュートが少ないこと、シュート35本に対して枠内が8本は酷いです。
乾や香川、武藤、豊田など、決定機をことごとく逃しています。
スタッツだけを見れば、日本が快勝していても全くおかしくありません。
ですが、サッカーとはこういうことが結構起こりますし、すぐに修正できることでもありません。
そこで、もう一つ敗因としてあげられるのが、メンバーの固定化です
アギーレ監督は、中2日しかなかったこの試合でも、スタメンを全く変えませんでした。グループリーグと比べると明らかに選手の動きは鈍かったと思います。
もう1パターンでも、違うスタメンを準備していたら、結果は違ったかもしれません。現に途中から入った柴崎の動き、得点は素晴らしかったです。この試合で唯一の収穫と言っていいと思います。
明らかに本調子ではなく、疲労も溜まっていたであろう香川や本田、岡崎といった選手の代わりに、武藤や、柴崎、清武などをスタメンにしても良かったのではと思います。
そして、途中から小林、太田などの今大会一度も出ることはなかった選手をチョイスすることもできたはずです。
そういった選手が活躍することが、こういった大会では不可欠です。
アジアカップの敗退で、アジア王者の地位と、コンフェデレーションズカップの出場権を失いました。
大きな痛手ではありますが、日本代表の戦いはまだまだ続きます。
この敗退を糧にして、強くなって欲しいです。
がんばれニッポン!!