Haruの雑記ブログ

映像翻訳者のHaruです。大好きな映画やサッカーのこと、時事ネタ、文化考察まで。関心分野を備忘録的に。

ハリルホジッチ監督が初陣チュニジア戦で見せた現代サッカー+ウズベキスタン戦スタメン

 

ウズベキスタン戦スタメンが発表されました!
[日本代表]
先発
GK 1 川島永嗣
DF 6 森重真人
DF 2 内田篤人
DF 24 酒井高徳
DF 19 昌子源

MF 15 今野泰幸
MF 28 青山敏弘
MF 10 香川真司
FW 9 岡崎慎司
FW 4 本田圭佑(Cap)
FW 8 乾貴士

前回と全く異なるスタメンとなりました。

青山や乾に期待しています。

控えですが、柴咲や宇佐美、大迫なども途中から投入されることが予想されるので、非常に楽しみです。

 

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ここからは27日に行われた日本vsチュニジアの戦評です。
ハリルホジッチ新監督の初陣となる一戦。
スタメンは新しい選手を使うという試合前のコメント通り、今までにないメンバーとなりました。

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特に新しい選手といえば左SBの藤春ガンバでは活躍していましたが、代表は初選出。
試合ではなかなか能力を最大限活かすことはできませんでしたが、スピードとスタミナは発揮されていたと思います。
ただ今後長友とスタメン争いができるかと言えば少しまだ足りないかなとは思います。
そのほか永井も久しぶりの代表となりました。
持ち味のスピードというよりはワンタッチでボールをさばき、リズムを作ろうとしてた感がありました。
もう少し裏への飛び出しが見たかったところ。
前半は、守備では早いプレスによって、相手を自由にさせず、上手く機能していました。
この辺りの積極的守備は、ハリルホジッチが大事にしているところでもあり、少ない準備期間でも徹底して練習していたようです。
相手がボールを持ったら複数人でプレスをかけにいく。
これには豊富な運動量が求められますが、現代サッカーでは不可欠な要素だと思います。
攻撃面では縦への意識や、ボールを奪ってからのサイドでの早いアタッキングなど、意図するところは見えましたが、それが決定機を作るまでには至らなかったといったところでしょうか。
しかしながら、後半の途中から、本田と香川が入ることで、一気に攻撃にリズムが生まれました。
2人を中心としたパス回しによってサイドにスペースができ始め、一気に試合を決めることができました。
1点目の本田のクロスは本当に素晴らしかったです。しっかりとファーにいる岡崎を確認し、難しい体制から上げたクロス。それを見事に決めた岡崎。
常連組の実力を見せつけたかたちとなりました。
そして、もう一つ。宇佐美の加入も、攻撃面で大きな武器になっていました。
初の代表戦とは思えないほどの、落ち着いた正確なプレー。
2点目のシーンもゴールに絡むプレーを見せ、最後にはビッグチャンスもありました。
あのシーンは香川から絶妙なパス、それを受ける宇佐美の動きと完璧だっただけに、入って欲しかったですね。シュートも完璧かと思われたんですが惜しかったです。
本田、香川、宇佐美、岡崎の前線はとても迫力があり、多彩な攻撃が可能だと思います。
もちろん武藤も素晴らしいポテンシャルがあり、今後の日本代表に不可欠な選手だと思いますが、宇佐美には何か日本人離れした才能が感じられます。
今後も継続して代表に呼ばれるべき選手だと、この試合を見て確信しました。
ぜひ、良い選手が多い前線で、スタメン争いをしていってもらいたいです。
今日のように途中からでも、試合を変えられる決定的な仕事をするとは思います。
ハリルホジッチ監督の初陣となったチュニジア戦。
随所に監督のやりたいサッカー、世界に通用するサッカーが見られました。
今後どのようにチームを作り上げていくのか、非常に楽しみです。
まずはこれから行われるウズベキスタン戦。
この試合で使えなかった選手を見たいとも話していましたので、新しい選手の結果にも期待したいですね。