愛に満ち溢れた夫婦の物語に涙!『愛を積むひと』感想、あらすじ。美瑛の美しさも。
6月20日公開、朝原雄三監督作品『愛を積むひと』
不器用だけど優しい心を持つ夫と、そんな夫を支え続けてきた妻。
愛に満ち溢れた夫婦のやり取りに心が暖かくなりました。そして、泣きました。
スコア
★★★☆☆(3.5)
あらすじ
東京の下町で営んでいた工場を閉鎖し、残りの人生を北海道で過ごそうと決意した篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)の夫婦。かつて外国人が暮らしていた家を手に入れて暮らす二人だが、仕事一筋だったゆえに篤史は手持ちぶさたになってしまう。そんな彼のために良子は、家を囲む石塀作りを頼む。しかし、良子が以前から患っていた心臓病を悪化させて他界してしまう。深い悲しみに沈む篤史だったが、石塀作りを手伝う青年・徹(野村周平)との交流や、娘・聡子(北川景子)との再会を経て、前を向くようになる。 シネマトゥデイ
おすすめポイント
1. 妻から届く手紙に涙すること間違いなし!
2. 北海道、美瑛の美しさを堪能できる!
3. 登場人物それぞれが持つ優しさに感動!
感想
不器用だけど優しい心を持った夫、篤史。そんな夫を支え続けてきた妻の良子。
互いを思いやる気持ち、愛に満ち溢れた2人のやり取りに心が温かくなりました。
東京での忙しい暮らしから開放され、北海道、美瑛の地へやってきた夫妻。
これまで妻に迷惑ばかりかけてきた夫は、これからは妻の希望を叶えていきたいという一心から、妻の希望である石塀づくりを始めます。
そんな矢先に訪れる妻との永久の別れ。
そして、途方にくれる夫のもとに妻の良子から手紙が届きます。
その手紙によって、再び生きる糧を見つけていく篤史。
最後の最後まで、妻の後押しがないと何もできない夫ですが、それが愛おしくもあり、亡き妻のために不器用ながらも懸命に生きている姿に涙がでました。
完成した石塀とともに暮らす篤史の姿を、天国の良子は見守り、苦しい時には助けてくれる。
本当にそう思えるような心温まる家族のお話でした。
予告編
原作本の紹介
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