こんな豪華な4姉妹アリ?!是枝裕和監督作『海街diary』感想。 姉妹が織り成す家族の絆にほんわか感動!
6月13日公開、海が見える街鎌倉を舞台に家族の絆を描いた『海街diary』
監督は『そして父になる』の是枝裕和、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞しました。
そして、今作も受賞は逃しましたが、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されました。
スコア
★★★☆☆(3.5)
解説
「そして父になる」「誰も知らない」などで国際的にも高い評価を受ける是枝裕和監督が、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞やマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の人気コミックを実写映画化。湘南を舞台に、異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通し、家族の絆を描く。鎌倉に暮らす長女・幸、次女・佳乃、三女・千佳の香田家3姉妹のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すずと対面。父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが、葬儀の場でも毅然と立ち振る舞い、そんな彼女の姿を見た幸は、すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。その申し出を受けたすずは、香田家の四女として、鎌倉で新たな生活を始める。主人公の姉妹を演じるのは、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。 映画.comより
おすすめポイント
・美しすぎる4姉妹を堪能できる!
・舞台である鎌倉の四季が美しい!
・4姉妹が織り成す家族の絆にほんわか感動!
今、1番見たい4姉妹!
なんといっても豪華すぎる4姉妹!
長女に綾瀬はるか、次女に長澤まさみ、三女に夏帆、腹違いの四女に広瀬すず。すばらしすぎます。特に長澤まさみの美しさと、広瀬すずの可愛さがやばいです。
こんなに大物ばかりでバランス的に大丈夫なのか心配になりますが、それぞれのキャラクターが特徴的かつ魅力的で、絶妙なバランスを保ちながら最高の4姉妹になっていくんです。
ストーリー感想
父親に捨てられ、母親もその後再婚し家を出た。
残された3姉妹は残された鎌倉の家で暮らしているわけですが、ここで良いのが3人が楽しそうなこと。決して幸せな境遇ではないにもかかわらず、長女を中心に助け合いながら毎日を楽しく過ごしている3姉妹。
物語は家族を捨てた父の葬儀で、腹違いの妹と出会うことから動き始めます。
長女の「鎌倉で一緒に暮らさない?」という一言により、鎌倉での4人での新たな生活が始まるわけです。
4姉妹がそれぞれに葛藤を抱きながらも、少しずつ本当の家族になっていく家庭が丁寧に丁寧に描かれています。
4姉妹の絆だけではなく、関係が薄くなっていた母親や、家族を捨てて出て行った亡き父親との絆も描かれ、家族の修復と再生の物語とも言えると思います。
特に大きな山場があるわけではないですが、姉妹の会話のやりとりにほんわかする場面もあれば、家族の絆が垣間見え感動する場面もあり、すばらしい家族の物語になっています。
ロケ地、鎌倉の四季
そして、舞台の鎌倉の美しさもこの映画の見どころの1つです。
このストーリーがだいたい1年間の話なので、鎌倉の四季が随所に映像に映しだされます。個人的に鎌倉はとても大好きな街で、訪れたことも多いので、極楽寺駅など知っている場所がたくさん出てきて、また行きたくなりました。
映画の中での桜も美しかったですが、もうすぐ紫陽花の季節なので、明月院など行ってみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、下の写真は昨年私が鎌倉で撮った写真です。
予告編
『海街diary』原作漫画本はこちら
第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀性、マンガ大賞2013受賞。
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