Haruの雑記ブログ

映像翻訳者のHaruです。大好きな映画やサッカーのこと、時事ネタ、文化考察まで。関心分野を備忘録的に。

字幕か吹き替えどっちがおすすめ?映画『シンデレラ』あらすじ、感想。ド定番の面白さ!勇気と優しさ、そして愛の物語!

ディズニーの不朽の名作『シンデレラ』

それを実写映画化した今作、当然期待は高まります。そして、見事にその期待に応えてくれました。

素晴らしいド定番の面白さです!

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・スコア

★★★★☆(4.0)


・あらすじ

貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ(リリー・ジェームズ)。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会い、心惹(ひ)かれるが……。    シネマトゥデイより

 

・おすすめポイント

1.これぞディズニーという完璧なストーリー構成

2.映像美!衣装や装飾がすてき!

3.アナ雪短編も楽しめる!


・感想

話はだいたいわかっているのに、面白い。

ディズニー映画はどれもだいたい「主人公が困難にぶつかり、それに立ち向かい、成長し、ハッピーエンド」という同じパターンにも関わらず、そのストーリーにいつも魅了されます。

今回のシンデレラ』は、数あるディズニー作品の中でも、みんなが知っている、そして愛しているストーリーです。

その実写映画化となると、見る者の期待とハードルは高まります。

しかしながら、現在の映画ランキングやレビューを見ればわかるように、見事にその期待に応えました。

これはアナ雪の短編効果では決してありません。


シンデレラを演じるのは、まさに今作の主演女優に選ばれたことで、シンデレラ・ストーリーを体現したリリー・ジェームス。

継母に虐げられながらも、それに挫けることなく、亡き母との約束を忘れずに、その優しさで、少しでも楽しく純粋に生きようとする姿がとってもチャーミングで、素敵でした。

また、映像もこの映画を成功に導いた大きなポイントだと思います。

シンデレラのドレスやカボチャの馬車など、魔法がかかるシーン、そして魔法が解けていくシーンの一連の演出は、本当に見事で、美しかったです。そして、シンデレラが王子と踊る舞踏会シーンはまさに息をのむ美しさです。

シンデレラが、王子との出会いをキッカケに、本当の勇気を自分の中に見出したとき、彼女は一段と強く美しい女性へと成長するのです。

本当の魔法は、あなたの勇気。

ど定番ですが、それが最高に面白かったです。

 

・字幕と吹替え、どっちがおすすめ?

『シンデレラ』を見に行く前、皆さん悩むのが字幕か吹き替えどっちがいいの?ということだと思います。

特に今回は、アナ雪の短編上映があるため、「アナ雪は吹き替えで見たい!」一方で、「シンデレラは字幕で見たい!」という人が多いようです。

私は、字幕をオススメします。

実は、私は時間的都合で吹き替え版を見ました。

ですが、序盤で少し違和感を感じてしまったのです。

次第にその違和感にも慣れていきましたが、声優さんがシンデレラが高畑充希、王子が城田優ということを知った上で見てしまったので、違和感を覚えてしまったのかもしれません。

近年、吹き替え版を俳優さんがやることも多く、公開前のイベントなどの宣伝の場で見かけることがありますよね。

それで、名前と顔がわかった上で見ると、どうしても声を聞くと「あっ、確かに❍❍だな」とか思ってしまうんです。それが上手が下手かは別としてです。

なので、本来はやはり裏方として、声優さんがやるべきだと思うんです。吹き替えの仕事は俳優さんの仕事ではなく、声優さんの仕事だと私は思います。

↓過去記事↓

culturetrans.hatenablog.com

 

予告編

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