ウディ・アレン監督作品『マジック・イン・ムーンライト』あらすじ、感想。~上質なロマンチック・コメディがここに~
今回、ディズニーランドの横にあるショッピングセンターのイクスピアリで、お客さんの大半が『シンデレラ』を見に来ている感満載の中、わたしが見たのは『マジック・イン・ムーンライト』。はい、空いていました。笑
スコア
★★★☆☆ (3.5)
あらすじ
魔法や超能力など信じない皮肉屋のイギリス人マジシャン、スタンリー(コリン・ファース)は、ある大富豪をとりこにしているアメリカ人占い師の正体を暴いてほしいと頼まれる。南フランスの富豪宅を訪ねるも占い師ソフィ(エマ・ストーン)が発揮する驚異的な透視能力にただただ驚かされ、それまでの人生観を覆される羽目に。その上、かれんな容姿で明るく活発な彼女に魅了されてしまい……。 シネマトゥデイより
おすすめポイント
1.1920年台の南仏という舞台が映像として美しい。
2.エマ・ストーンが愛おしい。衣装もステキ。
3.クラシック映画のような上質なロマンチック・コメディを楽しめる
感想
コリン・ファース演じる魔術師スタンリーの皮肉好きなキャラが面白かったです。
超一流の魔術師であるスタンリーは、自分のマジックには全てにタネがあり、霊界との交信や予言などの存在を全く認めません。
そこに現れたエマ・ストーン演じる占い師のソフィ。
スタンリーは、もちろんソフィの力も全く信じようとしないわけですが、次々と自分しか知る由もない事柄を言い当てられ、自らのこれまでの見解を考え直すまでになります。
そしていつの間にか、ソフィという人間性にも惹かれていくことに。
これまで、何もかも論理的に考えることしかできなかったスタンリーが、ソフィとの出会いをキッカケに、感情というもので彼女に惹かれていく姿が、実にコミカルかつオシャレに描かれています。
あとエマ・ストーンが可愛いです、衣装もすごくステキで、スタンリーが一目惚れするのもうなずけます。
どこかクラシック映画のような雰囲気を持つ映画で、上質なロマンチック・コメディを楽しめました。ド派手な映画が多い中で、こうゆう少し地味だけどオシャレで小粋な映画を作れる監督って貴重だなーと感じさせてくれる映画でした。
予告編
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