Haruの雑記ブログ

映像翻訳者のHaruです。大好きな映画やサッカーのこと、時事ネタ、文化考察まで。関心分野を備忘録的に。

アカデミー賞受賞作品『セッション』のJ・K・シモンズがヤバ過ぎる!~この狂気を見逃すな!~

 

この映画、凄いです!!

アカデミー賞で編集賞、助演男優賞、録音賞を受賞した『セッション』

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スコア

★★★★★(5.0)

 

あらすじ

 名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すために暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。(シネマトゥデイ

 

感想

この映画、マジでヤバイです。

これはもう映画を「見る」ではなく「体感する」感じです。

その証拠に見終わった後、汗をかいていました。

 

アカデミー賞で見事助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズですが、もう「そらぁ取るだろ」という熱演っぷりでした。彼が演じるフレッチャーが出てきた瞬間、教室に入ってきた瞬間の緊張感といったら、もう半端ないです。怖いです。。

教室の外で時おり「優しい」部分も見せるのですが、逆にそれが不気味でやっぱり怖いです。

ジャズドラマーとして有名になりたいという目標を持つ主人公のニーマンを、これでもかと追い詰めていくフレッチャーの鬼教師っぷりは、凄まじくて圧倒されます。その狂気は見るものさえも震え上がらせ、一瞬足りとも気を抜けません。超ドS映画と言われているのも納得です。笑

主人公のニーマンも、非常に共感できる人格で、初めはジャズドラマーとして名を挙げるという目標を持っているものの、学内ではあまりパッとしない存在でした。しかし、フレッチャーと出会い、彼の指導を受けるようになってから、少しづつ変わっていく姿は、非常に見応えがあります。フレッチャーの要求に何とか応えようと必死に練習を繰り返すニーマンの狂気にも、圧倒されます。

 

そして、圧巻のクライマックス。最高でした!!

全編を通してフレッチャーとニーマンの狂気に圧倒され、最後には魅了されました。「自分もここまで何かに本気で取り組みたい。」と思わせてくれます。

4月17日公開です!絶対に見て損はない作品です。ぜひ映画館でこの狂気を体感して下さい!

 

予告編



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